2018年8月30日木曜日

8月 夏の終わりの草花

2018\8 下旬

標高1800m付近の野山。
「夏の終わり」をぴしぴし感じます。
赤くなったトンボが野山をとびかい、
うっすら淋しい風が吹きます。

とはいってもこの季節、お花はまだまだにぎやかです。

お馴染みの野草、グラデーションでいってみます。

ハナイカリ(花錨)リンドウ科
錨そのものですね。


ウメバチソウ(梅鉢草)
かわいらしい、梅の形です。そして眩しい白。

コバノコゴメグサ(小葉の小米草)
小米ね、確かに小米の大きさかな。


アキノキリンソウ(秋の黄輪草)


マツムシソウ(松虫草)

ノハラアザミ
真夏に咲くアザミとはちょっと違う。

もちろん、ヤマハハコはたんまり、そして濃淡多様にトリカブトが満開です。

少し降りた沢沿いには、

キツリフネ(黄釣舟)
植物の名前って、どれも漢字で書くと風情があっていいですね。

オタカラコウ(雄宝香)
は、ちょっと終わりかけかな。

おもしろい形の、ナンバンハコベ(南蛮繁縷)も見かけました。
南蛮とはいっても、外来種ではありません。異国風?

気の葉っぱもハラハラ落ちてきます。
夏の終わり、から、そろそろ秋の始まりな蓼科です。



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