標高1800m付近の野山。
「夏の終わり」をぴしぴし感じます。
赤くなったトンボが野山をとびかい、
うっすら淋しい風が吹きます。
とはいってもこの季節、お花はまだまだにぎやかです。
お馴染みの野草、グラデーションでいってみます。
ハナイカリ(花錨)リンドウ科
錨そのものですね。
ウメバチソウ(梅鉢草)
かわいらしい、梅の形です。そして眩しい白。
コバノコゴメグサ(小葉の小米草)
小米ね、確かに小米の大きさかな。
アキノキリンソウ(秋の黄輪草)
マツムシソウ(松虫草)
ノハラアザミ
真夏に咲くアザミとはちょっと違う。
もちろん、ヤマハハコはたんまり、そして濃淡多様にトリカブトが満開です。
少し降りた沢沿いには、
キツリフネ(黄釣舟)
植物の名前って、どれも漢字で書くと風情があっていいですね。
オタカラコウ(雄宝香)
は、ちょっと終わりかけかな。
おもしろい形の、ナンバンハコベ(南蛮繁縷)も見かけました。
南蛮とはいっても、外来種ではありません。異国風?
気の葉っぱもハラハラ落ちてきます。
夏の終わり、から、そろそろ秋の始まりな蓼科です。
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