茅野市 小泉山(こずみやま)体験の森、オオムラサキの放蝶会に行ってきました。
オオムラサキは日本昆虫学会が国蝶と定めた蝶です。
上古田登山口から入っていきます。
柳川を渡ると、蝶の保護ネットが見えてきました。
ネットの中は、榎を中心に、たくさんのオオムラサキが舞っています。
蜂などに食べられないよう、ネットの中で育てているそうです。
この放蝶会は、今年で3回目。
外の餌台に置いたバナナに、自然のオオムラサキがやってきました。
この辺りには、順調にオオムラサキが増えているのですね。
今回は雌を中心に40頭が放蝶されます。
ネットの中で羽化し懐胎した雌が、
外の自然でたまごを産みつけてくれることを期待します。
雄は交尾の後、ほどなくして亡くなってしまうそうです。
ネットの中には、雄の亡骸が落ちていました。
私が担当のオオムラサキ雌。
雌は雄より少し大きめ。
雌の体色は、例によって雄より地味です。
オオムラサキ雄。
写真は少しわかりづらいですが、雅な紫に鮮やかな黄色、高貴な香りをかもしています。
立派な蝶で、国蝶の威厳です。
いよいよ放蝶。
一斉に虫かごの扉を開けます。
みんな外の世界に飛び立っていきました。
オオムラサキが増えますように。
長野日報が取材に来ていました。
長野日報のニュース→
小泉山体験の森→
本当はもっときれいな蝶なの。
オオムラサキの姿がよくわかる専門サイト
オオムラサキセンター→
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