2013年6月27日木曜日

6月 蓼科の山月

2013/6/22   山月

家から見た甲斐駒ヶ岳(標高2,967 m 南アルプス北端)
1月前に比べて雪が減っている、とはいえ、かなり残ってます。

 
 仙丈ケ岳(標高3,033m)
藪沢カールには雪がとっぷり溜まってます。ちょっと霞んでいて仙丈小屋は見えません。残念。
 
 
23日は月が地球に大接近するスーパームーンらしいです。
(なんかしょちゅうスーパームーンって聞いてる気がするんですけど・・・)
いつもより14%大きく、30%明るく見えるそうですNASA談。
スーパームーンイブ
 
 
蓼科ってやつぁ、星も月もきれいに見えますね。
天の川も人工衛星も、マウナケア(標高4000m)並に見えます(ちょっと言い過ぎか。それではすばるに申し訳たたんです。)
天の川、夏の大三角、また楽しめる季節がやって参りました。

2013年6月25日火曜日

6月 八島ヶ原湿原とかのどうぶつたち

2013/6/23 晴れ(曇り多々)

八島ヶ原湿原では、ウグイス、ホトトギスがたくさん鳴いていました。カッコウはなんだかわからんけど、数羽がけんか鳴きしていました。

アヤメ(アヤメ科)にとまるモンキチョウ白型メス(シロチョウ 科)
・アヤメは紋で他の花と区別できます。蓼科は野生のアヤメが多いですね。
・黄色いチョウが白いチョウを追っかけているような光景をよく見たのですが、モンキチョウと言いながらシロとはこれいかに。メスは白型がいるそうです。かなりいます。
 
アトリ (スズメ目アトリ科)
・湿原内の池縁の岩の上にとまっていました。水に濡れたのか、なんかぼさぼさ。後景は盛りをすぎたワタスゲか。
 
コバイケイソウにとまる ヒョウモンチョウ(タテハチョウ科)
・ヒョウモンチョウは種類多くて、素人には同定できません。
 
 
霧ヶ峰には、車山リフト乗り場にある「車山高原ビジターセンター」、ビーナスラインから美ヶ原方面に曲がってすぐ左側にある「霧ヶ峰ビジターセンター」、八島ヶ原湿原にある「八島ビジターセンター」、3つのビジターセンターがあります。
パンフレットも豊富で、霧ヶ峰の自然、四季、成り立ちなど、とてもよくわかっておもしろいです。
 
 
午後は一転、風が吹いたと思ったら、雨が降ったり降ったりやんだり降ったり降ったり。
 
 

子連れシカ4組が家の裏を通り過ぎました。子シカ連れなので、警戒心がかなり強い気が。
 
エゾハルゼミの鳴き声がにぎやかでした。最盛期は少し過ぎたのか。鳴き声はヒグラシに似ているような気がします、が、朝から晩まで元気に鳴いてます。
 
富士山世界遺産登録で、中央道はこれから混むかな。
 
緑が一層増えていて、花もいっぱい、元気な初夏の蓼科満喫でした。
 



6月 八島ヶ原湿原の植物たち

2013/6/23
晴れ。雲多い。

ビーナスラインを通って、 八島ヶ原湿原へ。
雲が少し多めですが、快晴快晴。
待たずに駐車できますが、9割方うまっています。

「八島ビジターセンター」で花ガイドを購入。A4裏表1枚で100円也。
毎週更新で、その時八島ヶ原湿原に咲いてる花の写真と名前が載っています。
そこにない花がてんこもりの植物図鑑を持ち歩くより、ぜんぜん便利!素晴らしい。

快晴の八島ヶ原湿原。木道でぐるりと周れます。途中砂利道もあります。お花見ながらゆっくり歩いて1周1時間くらい。
樹がないところも多いので、帽子は必須アイテムです(すれ違いの時気を付ければ日傘もOK)。
木道が多いので、硬いトレッキングシューズより、むしろ普通のスニーカーの方が歩きやすいかもです。
途中から物見石へ登るコース、車山へ抜けるコース、など、何通りもハイキングコースとつながっています。

アマドコロ (ユリ科)
・ナルコランとの違いは「茎が四角(ナルコランは丸)」だそうです。
センターのガイドには「アマドコロ」とありました。
 
上:グンナイフウロ (フウロソウ目フウロソウ科)
下:タカトウダイ (トウダイグサ目)
 
サギスゲ (カヤツリグサ科ワタスゲ属)
・ワタスゲにはちょっと遅かったようです。穂が3つある、似た植物。
木道から少し離れた池に生えているので、遠く、区別がつきにくい。
 
 
他にも、
 ・アカギキンポウゲ(キンポウゲ科)
 ・コバイケイソウ(ユリ科シュロソウ属)
 ・キジムシロ(バラ科)
 ・シロスミレ(スミレ科)
 
 
 ・マムシグサ(サトイモ科)   がたくさん咲いていました。
 
 入り口には、 ニシキウツギ(スイカヅラ科)がもうすぐ咲きそう。
 
 

 


ビーナスライン、車山ビジターセンターより白樺湖へ下る途中の斜面には、
ニッコウキスゲがちらっ、ちらっ、とところどころ咲いていました。
ピークは7月第2週くらいでしょうか。


ニッコウキスゲ(ユリ科)
・一日花(T_T)
 
八島ヶ原湿原の動物たちへつづく→→→

2013年6月24日月曜日

6月 その他のいきものたち

2013/6/22 曇り ときどき 雨

1300m~1400m付近

カンボク (スイカズラ科ガマズミ属)
・アジサイ科のノリウツギとちょっと間違えてました。歯が3裂で、もっと背が高いです。
・高原でよく見かけました。
 
マムシグサ (サトイモ科テンナンショウ属)
・秋あたりに丸い赤いぼちぼちの柱が立っているのは、これなんですね。
 
不詳キノコ
・赤オレンジで1cmに満たない。白花の苔らと一緒に生えてて、ミニチュアセットみたいです。
 
久々の株式会社諏訪製菓来訪。土曜日は3時までなの。午前に行けば種類多いそうです。とても感じの良いお店の方が教えてくれました。諏訪製菓就職、ちょっと夢。
 
 
栗の花がもう完全に落ちて、残りが汚く道に残っていたりしました。
ドウダンツツジの白や赤やピンクの花もちらちら咲いていました。
花がいっぱいで良い季節です。
 

6月 車山の動物たち

2013/6/22 曇り

車山登山道は、鳥がたくさん鳴いています。
ウグイス、声は一番大きいくせに、姿まったく見えんです。
下の崖の樹叢では、カッコウが鳴いています。

ビンズイ (スズメ目セキレイ科)
 
ホオアカ (スズメ目ホオジロ科)
・ほっぺたの赤がちょーかわいい。目の周りは白くて、ポンチ絵のようです。むくむく。
 
 
ノビタキ (スズメ目ツグミ科)
上:メス  下:オス
・メスは茶色、オスは黒いタキシードにオレンジのにじみネクタイ。
 
 
 
池のくるみ 近辺で見つけた動物。
 
 
シロコブゾウムシ
・1.5~2cmくらい。真っ白なきれいな虫。
・シシウドの葉がお好みらしい。これは違う葉だけど。
 
 
 家近辺で見つけたいきものたち→→→


6月 車山の植物たち&ああ踊場湿原

2013/6/22

台風通過後。曇り。標高1350m付近 朝気温10度

ビーナスラインを走り、レンゲツヅジ群生地へ。
標高1680m付近。長袖1枚では少し寒い。
レンゲツヅジはやや盛りを過ぎた感がありますが、まだまだきれい。

レンゲツヅジ(奥)と フタスジチョウ(タテハチョウ科)←推定。


ビーナスラインを進み、「チャプリン」下へ車を停めて、車山湿原へ。標高約1800m。
5月に比べると車の数はかなり増えていますが、待たずに駐車できる程度。
車山は、まだ、つぼみのレンゲツツジも多いです。

アカギキンポウゲ (キンポウゲ科)
・1~1.5cmくらいの花。
・この季節、湿原でも高原でも、どこへ行っても、一番多く見られました。
 
 
コバイケイソウ (ユリ科シュロソウ属)
・丈、1m~2mくらい。結構大きい。
・車山湿原にて。湿原にたくさん生えています。
 
 
車山7号目あたりまで登り、天候があやしいため引き返しました。
 
霧ヶ峰を通って、踊場湿原(池のくるみ) へ。
 
おぉー、自然の脅威。危惧してたけど、意外に気にしてない感じに自然、復興してました。
 
 

北西斜面  5月4日撮影  
 
(池のくるみは、4月27日に実施した野焼の延焼により、一面焼け野原。)
 
北西斜面  6月22日撮影
 
 
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車山高原公式HP